支払税金額が決まるまで
2010年05月15日
こんばんわ、とってぃ@学び士です。
財務諸表の目的は、
1.投資家が投資対象を評価、比較できるようにすること
2.支払う税金を計算すること
だとお話したかと思います。
前回は1についてお話しましたが、今回は2についてです。
財務諸表は特定のルールに従って作成しなければならない、と前回のブログではお話しました。
このルールがあるからこそ、ある程度のレベルまでは各企業の中で共通化され、
投資家は評価、比較が可能となるわけです。
ただ、企業の評価をするのは、何も投資家だけではありません。
国も企業の評価を行います。
どういうことか。
それは、企業を評価し、適正だと思われる税金を払ってもらうことにあります。
実は、この適正だと思われる税金、というのが重要です。
各企業が独自のルールで財務諸表を作成した場合、その算出結果はまちまちです。
また、脱税をするために都合のいいルールで財務諸表を作成する企業も出てくるでしょう。
これらを防ぐために共通のルールが定められているわけです。
つまり、財務諸表という共通のルールを用いることで、
適正だと思われる税金を算出しているのです。
ただ、よく考えてみてください。
ルールを作るのは国です。
そして、財務諸表の目的のひとつは、税金を算出することです。
国としては多くの税金が入ってきてほしいわけで、
実は国に都合いいようなルールになっています。
適正な税金ではなく、適正だと思われる税金と言ったのは、このためです。
企業に依らない中立的なルール。
ただ、支払う側からしてみれば不利なルールだと気づく方もいるでしょう。
つまり、支払う側内では中立ではあっても、それ以外では中立ではないのです。
これは企業だけでなく、個人も同じです。
気づかなくて余分に税金を払っている人がいるわけで、
申請しなければ還付はされることもなく、そのままです。
この、気づかなければ余分に取られたままというのが、支払う側が不利と言っている大きな理由のひとつです。
ルールを熟知しているかどうかで最終的に算出される税金の額も変わってしまいます。
もともと国に有利なルールとなっていますから、
実際の経営状態とは異なる税金の支払いを要求されるというわけです。
ちなみに税金を支払うために借金をする企業があるとまで聞きます。
財務諸表が実際の経営状態を完璧に示しているのであれば、こんなことはないはずです。
つまり、財務諸表は経営状態のすべてを示しているわけではなく、一部しか表せていないのです。
しかし、それが悪いどうこうではなく、目的が違うのだから当たり前です。
目的が違えば、その機能も違う。
何事も真の目的を知らずに様々なことをしようとしても、優れたアウトプットは生まれないということです。
目的思考、とても重要です。
ランキングはこちらをクリック!
財務諸表の目的は、
1.投資家が投資対象を評価、比較できるようにすること
2.支払う税金を計算すること
だとお話したかと思います。
前回は1についてお話しましたが、今回は2についてです。
財務諸表は特定のルールに従って作成しなければならない、と前回のブログではお話しました。
このルールがあるからこそ、ある程度のレベルまでは各企業の中で共通化され、
投資家は評価、比較が可能となるわけです。
ただ、企業の評価をするのは、何も投資家だけではありません。
国も企業の評価を行います。
どういうことか。
それは、企業を評価し、適正だと思われる税金を払ってもらうことにあります。
実は、この適正だと思われる税金、というのが重要です。
各企業が独自のルールで財務諸表を作成した場合、その算出結果はまちまちです。
また、脱税をするために都合のいいルールで財務諸表を作成する企業も出てくるでしょう。
これらを防ぐために共通のルールが定められているわけです。
つまり、財務諸表という共通のルールを用いることで、
適正だと思われる税金を算出しているのです。
ただ、よく考えてみてください。
ルールを作るのは国です。
そして、財務諸表の目的のひとつは、税金を算出することです。
国としては多くの税金が入ってきてほしいわけで、
実は国に都合いいようなルールになっています。
適正な税金ではなく、適正だと思われる税金と言ったのは、このためです。
企業に依らない中立的なルール。
ただ、支払う側からしてみれば不利なルールだと気づく方もいるでしょう。
つまり、支払う側内では中立ではあっても、それ以外では中立ではないのです。
これは企業だけでなく、個人も同じです。
気づかなくて余分に税金を払っている人がいるわけで、
申請しなければ還付はされることもなく、そのままです。
この、気づかなければ余分に取られたままというのが、支払う側が不利と言っている大きな理由のひとつです。
ルールを熟知しているかどうかで最終的に算出される税金の額も変わってしまいます。
もともと国に有利なルールとなっていますから、
実際の経営状態とは異なる税金の支払いを要求されるというわけです。
ちなみに税金を支払うために借金をする企業があるとまで聞きます。
財務諸表が実際の経営状態を完璧に示しているのであれば、こんなことはないはずです。
つまり、財務諸表は経営状態のすべてを示しているわけではなく、一部しか表せていないのです。
しかし、それが悪いどうこうではなく、目的が違うのだから当たり前です。
目的が違えば、その機能も違う。
何事も真の目的を知らずに様々なことをしようとしても、優れたアウトプットは生まれないということです。
目的思考、とても重要です。
PR
投資対象を読み解くものさし
2010年05月13日
こんばんわ、とってぃ@学び士です。
さて、前回のブログで、財務諸表の目的は、
1.投資家が投資対象を評価、比較できるようにすること
2.支払う税金を計算すること
だとお話したかと思います。
今回は、1についてです。
皆さんご存知のとおり、企業を継続させるためにはお金が必要です。
そのお金を集めるための1つの手段としてには、投資家からお金を出してもらうといった事があります。
とはいえ、見知らぬ投資家が簡単に投資してくれるほど世の中は甘くありません。
投資してくれるに値するものを示さなくてはいけないわけです。
その示すべきものの1つの要素として経営状況があり、財務諸表はこれを示します。
ただ、他の会社より経営状況がよいのか悪いのか等々、どうやったらわかるのでしょう?
財務諸表を比べればいいと思った方、半分正解で半分不正解です。
正確に言うと、
定められた共通のフォーマットにて作成された財務諸表を比べる
です。
財務諸表って、実はどう作ってもいいのです。
会社が管理しやすいように作成する等、かなりの自由度があります。
しかし、その会社ごとにばらばらのものでは、前提条件等が異なったりと比較することは出来ません。
ですから、いくつかの条件に当てはまる会社(上場している等)は、定められたルールを基に財務諸表を作成しなくてはいけないというきまりがあります。
これは必ず守らなくてはいけないきまりです。
さらに、書かなくてはいけないというきまりだけでなく、財務諸表自体もある程度の作成ルールが規定されれているため、他社と比較ができるということになります。
このように、ある程度共通化された財務諸表を作成することによって投資家がその企業を評価、比較できるのです。
ただ、ここで注意しなくてはいけないことがあります。
共通化されたものだからこそ、数字以外は独自性は出にくいです。
つまり、数字から推測することはできても、
その企業のすべてがわかるわけではない
ということです。
財務諸表の目的のひとつは、あくまで、投資家が投資対象を評価、比較できるようにすることなのですから。
次回はもうひとつの目的についてお話します。
ランキングはこちらをクリック!
さて、前回のブログで、財務諸表の目的は、
1.投資家が投資対象を評価、比較できるようにすること
2.支払う税金を計算すること
だとお話したかと思います。
今回は、1についてです。
皆さんご存知のとおり、企業を継続させるためにはお金が必要です。
そのお金を集めるための1つの手段としてには、投資家からお金を出してもらうといった事があります。
とはいえ、見知らぬ投資家が簡単に投資してくれるほど世の中は甘くありません。
投資してくれるに値するものを示さなくてはいけないわけです。
その示すべきものの1つの要素として経営状況があり、財務諸表はこれを示します。
ただ、他の会社より経営状況がよいのか悪いのか等々、どうやったらわかるのでしょう?
財務諸表を比べればいいと思った方、半分正解で半分不正解です。
正確に言うと、
定められた共通のフォーマットにて作成された財務諸表を比べる
です。
財務諸表って、実はどう作ってもいいのです。
会社が管理しやすいように作成する等、かなりの自由度があります。
しかし、その会社ごとにばらばらのものでは、前提条件等が異なったりと比較することは出来ません。
ですから、いくつかの条件に当てはまる会社(上場している等)は、定められたルールを基に財務諸表を作成しなくてはいけないというきまりがあります。
これは必ず守らなくてはいけないきまりです。
さらに、書かなくてはいけないというきまりだけでなく、財務諸表自体もある程度の作成ルールが規定されれているため、他社と比較ができるということになります。
このように、ある程度共通化された財務諸表を作成することによって投資家がその企業を評価、比較できるのです。
ただ、ここで注意しなくてはいけないことがあります。
共通化されたものだからこそ、数字以外は独自性は出にくいです。
つまり、数字から推測することはできても、
その企業のすべてがわかるわけではない
ということです。
財務諸表の目的のひとつは、あくまで、投資家が投資対象を評価、比較できるようにすることなのですから。
次回はもうひとつの目的についてお話します。
財務諸表って本当は。。。
2010年05月11日
こんばんわ、とってぃ@学び士です。
前回のブログで、財務諸表はパーフェクトな経営分析ツールではないとお話しました。
その理由は、財務諸表の目的が企業経営分析にあるわけではないからです。
目的が異なるものを無理矢理ほかの目的に適用すると無理が出てくるように、財務諸表すべてを信用し、経営分析ができてしまうと考えるのは大変危険です。
しかし、昨今の売り出されている書籍では、
財務諸表さえおさえれば、
あなたも立派な経営者だ!
とか
必ず事業がうまくいく!!!
なぁんて謳い文句がついていたりします。
私はこれらにはとても同意はできません。
前回でのブログでも述べたとおり、財務諸表が詳細まで読めるということはすばらしいですが、必須条件ではありません。
もちろん財務諸表への理解は必要ないというつもりはないのですが、
財務諸表が読めなくても、経営の勘所は押さえていて成功している経営者がいるのは事実です。
ただ、俗人的な勘所が、一部であっても財務諸表といった定量的に示されるものとなったのはとてもすばらしいことです。
定量的であるからこそ、多くの人にとって格段に理解しやすくなったのですから。
そういう意味であれば、経営分析ツールにも利用できるとは言えます。
さてさて、話を元に戻しましょう。
では、財務諸表の目的ってそもそも何なのでしょうか。
私の理解では2つあります。
1つ目は、
投資家が投資対象を評価、比較できるようにすること
です。
さらに2つ目は、
支払う税金を計算すること
です。
次回以降のブログで、それぞれに対して説明していきますが、
時間のある方は、目的がなぜこの2つといえるのかを考えてみてください。
私は上記の2つが目的であると気づいたとき、無知の怖さを覚えました。
これは経営者だけが知っていればいいというわけではなく、すべての人が知るべきです。
財務諸表がというわけではありません。
そこから考えられることがあるのです。
そこまで学ぶ価値はきっとあるはずですので、是非考えてみてください。
ランキングはこちらをクリック!
前回のブログで、財務諸表はパーフェクトな経営分析ツールではないとお話しました。
その理由は、財務諸表の目的が企業経営分析にあるわけではないからです。
目的が異なるものを無理矢理ほかの目的に適用すると無理が出てくるように、財務諸表すべてを信用し、経営分析ができてしまうと考えるのは大変危険です。
しかし、昨今の売り出されている書籍では、
財務諸表さえおさえれば、
あなたも立派な経営者だ!
とか
必ず事業がうまくいく!!!
なぁんて謳い文句がついていたりします。
私はこれらにはとても同意はできません。
前回でのブログでも述べたとおり、財務諸表が詳細まで読めるということはすばらしいですが、必須条件ではありません。
もちろん財務諸表への理解は必要ないというつもりはないのですが、
財務諸表が読めなくても、経営の勘所は押さえていて成功している経営者がいるのは事実です。
ただ、俗人的な勘所が、一部であっても財務諸表といった定量的に示されるものとなったのはとてもすばらしいことです。
定量的であるからこそ、多くの人にとって格段に理解しやすくなったのですから。
そういう意味であれば、経営分析ツールにも利用できるとは言えます。
さてさて、話を元に戻しましょう。
では、財務諸表の目的ってそもそも何なのでしょうか。
私の理解では2つあります。
1つ目は、
投資家が投資対象を評価、比較できるようにすること
です。
さらに2つ目は、
支払う税金を計算すること
です。
次回以降のブログで、それぞれに対して説明していきますが、
時間のある方は、目的がなぜこの2つといえるのかを考えてみてください。
私は上記の2つが目的であると気づいたとき、無知の怖さを覚えました。
これは経営者だけが知っていればいいというわけではなく、すべての人が知るべきです。
財務諸表がというわけではありません。
そこから考えられることがあるのです。
そこまで学ぶ価値はきっとあるはずですので、是非考えてみてください。