起業アイデアを守るには
前回の続きです。
起業のためにすばらしいアイデアを思いついた後、どうするべきなのでしょうか。
思いついたアイデアがどんなにすばらしくても真似されて類似サービスが出てくるなんてよくある話です。
これらのリスクについては前回のブログにてお話したとおりです。
まず、それが本当に新しいものか、他に類似サービスがないかなど調査してみることです。
それが本当に革新的なものであれば、「特許」を申請して守るという手もあります。
特許はビジネスモデルにも適用できます。
興味のある方はネットで検索してみれば、すぐ色々な説明サイトが見つかるかと思います。
それ以外に守る方法はというと、確実にこれで守れるというものは存在しません。
その業界の大手が類似サービスを資本に任せて提供し始める、そんな脅威とはいつも隣り合わせです。
つまり、類似サービスが出てくるリスクは避けようがないのです。
ただ、リスクを軽減することはできます。
アイデアが思いついた際に、同業他社が真似できないような提供形態にできないかまず考えてみましょう。
それができれば一番ですが、できなければ同業他社からの参入時に自社が優位性を保てるよう対策をうっておけばいいのです。
たとえば、「顧客を囲い込んでおく」というのはとても効果的です。
他社が真似てもすでに囲い込んでいるため、新規に他社が同じサービスで参入してくるのは難しくなるからです。
もちろん、既存の顧客を自社サービスにとどめておく努力も必要ですが。
起業しよう!と思ったとき、いいアイデアが見つかったからといって何も考えず突っ走るなんてことが往々にしてありがちです。
モチベーションも上がり、悪いことなんて一切考えない。
先には成功しかないと信じて突っ走るのです。
しかし、いったん落ち着いてみてください。
そして、類似サービスがでてきた時の対策、起業した後に起こりえる状況などについて考えてみるのです。
そうするとあなたのアイデアはもっと優れたものとなるはずです。
結局、その場その場で考えるには限界があり、その時はその時で他に考えるべきことがたくさんあるはずです。
ですから、早めに考えておけることは考えておくべきです。
それを状況に合わせてチューニングしていくことがとても重要なのではないでしょうか。
結局、起業アイデアを守るためには、守るためのオプションを数多く持っておくことです。
それをどれだけ状況に合わせて使えるかなのです。
起業アイデアを考え出した後に
前回は起業アイデアを作り出すフレームワークについてお話させていただきました。
私の経験上、アイデアを出すこと自体はそんなに難しくはないと思います。
フレームワークを使うことで、ある程度アイデアは作れるからです。
とはいえ、アイデアがあってもそれが必ずしも多くの利益を生むとは限りません。
しかも、それは初期投資がかかるものであったり、自分ひとりではなかなか難しいものであったりと様々な困難が待ち受けます。
つまり、失敗するリスクは自分が思っているより多くあるのです。
さらに、最大最悪のリスクをお伝えしましょう。
いいアイデアは真似される!
ということです。
そして、いいアイデアはさらにいいアイデアとなって現れてくることが多いのです。
←のGoogleの広告を見てください。
おそらく「レアジョブ」の類似のサービスが出ているはずです。
(日にちがたってから読まれている方のためには最下に類似サービスのリンクを張っておきます。)
類似サービスには、まったく同じもの、価格が安いもの、何かがなくなり、何かが増えたものなど様々です。
しかし、根本のアイデアは変わりません。
つまり、あなたが苦心の末考え出したアイデアでも、他の人に真似され、自分の事業が危うくなることも十分にあるということです。
あっ、ここで言っておかなければなりません。
レアジョブが、このビジネスモデルの発案者だということまでは確認していません。
あくまで起業アイデアの創出ということで例に出して紹介したのが「レアジョブ」だったというだけで、今回もその流れで名前を出しているだけですのでご注意ください。
話がそれましたが、私は起業はリスクがあるからやめた方がいいなんていうつもりはありません。
私は、上述のようにリスクはたくさんあるということをみなさんに知っていただきたいのです。
そして、私が言いたいことは、アイデアを考え出せても、その後のことも考えて起業すべきだということです。
せっかくあなたの考え出したアイデアです。
そのアイデアが継続的にあなたへ利益をもたらしてくれるよう対策を打つことは、とても重要です。
次回のブログでは、その対策例について話したいと思います。
起業アイデアを作り出すフレームワーク
さて、レアジョブを例にしてどうやってその事業が生まれたのかを何回かに渡って話してきました。
事業を因数分解してみるといろいろなことがわかってきたことと思います。
しかも、かなり荒く因数分解したのですが、初期投資および運営コストが抑えられる特徴がよく出ていたと思います。
さて、起業のアイデアなんて浮かばないよと思っている方にちょっと提案をしてみたいと思います。
提案内容は、どうやって起業のアイデアを見つけ出すかについてです。
あなたの事業を、
あなたの事業 = ① × ② × ③
と定義してみます。
①は、あなたがよく親しんだ分野や好きなものを既存のものから選んでみればいいと思います。
そして、②が重要です。
②を、インターネットとするのです。
インターネットは初期投資をかなり抑えられる、つまり、起業し始めのリスクを軽減できるわけです。
これが起点です。
まずは、あなたがやりたいものをインターネットを使って何かできないかを考えてみてください。
そして最後の③です。
①×②を最大限に活かせる因数を探しましょう。
他の分野を見渡してみてください。
それを当てはめるだけでいいんです。
ヒントを出します。
それは、①にあります。
従来の①をさらに因数分解してみてください。
その因数のうち、一部を改善したり、新しいものに代えられないかと考えるわけです。
そうしてできたのが、あなたの起業アイデアです。
どうでしょう?
私は、あくまで起業アイデアを作り出すフレームワークを提案したに過ぎません。
そのアイデアを収益性のあるものに育てられるかどうかはあなた次第です。
ちなみに私の起業ネタもこのプロセスからできたものが多いです。
まだ成功といえるような形にはなっていないものばかりですが、アイデア自体は多く作り出せています。
起業しようと思ってもアイデアがないと立ち止まってしまっている方、ぜひこのフレームワークを使って一歩踏み出してください。
きっといいアイデアが見つかるはずです。
諦めずそれをブラッシュアップしていけば、きっとその先に道はあります。
少なくとも私はそう信じています。