もう1つの売上経常利益率50%超の会社
2010年08月17日
こんばんわ、とってぃ@学び士です。
今回は前回の続きです。
ついこの前、「高利益率企業ランキング」なるサイトを見つけ、
同サイトにヤフーよりも高い売上経常利益率、53.1%と記載されたキーエンス。
ちょっと最新の有価証券報告書を見てみましょう。
同社の有価証券報告書によると、第38期(平成22年3月)では、単独で
売上高 : 115,836
経常利益 : 56,453
単位:百万円
だそうです。
あら。。。
売上経常利益率は、48.7 %
50%超ではありませんね。
いやいや、嘘のランキング?なんて思ってはいけません。
確かに平成19年までは50%を超えていました。
しかし、53.1%になるものはありませんでした。
このサイトのは少なくとも平成18年より前のデータを参考にして作成されたようですね。
私が見た有価証券報告書は18年までしか昔のデータは記載されていませんでしたので。。。
WEBの情報は必ずしも最新の情報が正確に載っているとは限りません。
ですから、こういった確認する、というのはやはり大事です。
さて、話を戻しましょう。
ヤフーは広告やら情報掲載料やら原価が少なく済むような事業を行っています。
一方、キーエンスはどうなのでしょうか。
主な事業内容は、そのまま有価証券報告書から引用すると、
「自動制御機器、計測機器、情報機器およびその他電子応用機器ならびに
これらのシステム開発、製造および販売」
だそうです。
つまりは、電気機器を作って売っている会社ということです。
しかし、製造業なのに、そんなに高い売上経常利益率を上げている。
ヤフーと同じように売上原価が低いのでしょうか?
見てみてると、以下のようになっています。
売上原価 : 27,776 (百万円)
ヤフーの売上原価率は、7.6%
キーエンスの売上原価率は、30%
ヤフーと比べると高いように思えます。
しかし、同じ製造業のトヨタと比べてみましょうか。
トヨタの売上原価率は、91.5%(平成22年3月期決算短信より)
トヨタと比べてではありますが、とても低いように見えます。
業界によって、各値に平均値というものはあります。
一概に高い低いと比較できるものではありません。
とはいえ、製造業の中では売上原価率は低いといえるのではないでしょうか。
そして、これがキーエンスのビジネスのうまいところのような気がします。
製品自体の原価を抑え、損益分岐点を下げることで安定した経営ができるわけですから。
どの業界でも特色があって原価が低く抑えやすい業界、高くなりやすい業界があります。
キーエンスのようにものづくりの会社でも原価を抑えるような工夫をしている、
そのようになるような仕組みを作り上げている、っといった会社は強い会社です。
不況などの外的環境にも強いですしね。
こういう儲かる仕組みを作り上げることが、経営では重要なのですね。
ランキングはこちらをクリック!
今回は前回の続きです。
ついこの前、「高利益率企業ランキング」なるサイトを見つけ、
同サイトにヤフーよりも高い売上経常利益率、53.1%と記載されたキーエンス。
ちょっと最新の有価証券報告書を見てみましょう。
同社の有価証券報告書によると、第38期(平成22年3月)では、単独で
売上高 : 115,836
経常利益 : 56,453
単位:百万円
だそうです。
あら。。。
売上経常利益率は、48.7 %
50%超ではありませんね。
いやいや、嘘のランキング?なんて思ってはいけません。
確かに平成19年までは50%を超えていました。
しかし、53.1%になるものはありませんでした。
このサイトのは少なくとも平成18年より前のデータを参考にして作成されたようですね。
私が見た有価証券報告書は18年までしか昔のデータは記載されていませんでしたので。。。
WEBの情報は必ずしも最新の情報が正確に載っているとは限りません。
ですから、こういった確認する、というのはやはり大事です。
さて、話を戻しましょう。
ヤフーは広告やら情報掲載料やら原価が少なく済むような事業を行っています。
一方、キーエンスはどうなのでしょうか。
主な事業内容は、そのまま有価証券報告書から引用すると、
「自動制御機器、計測機器、情報機器およびその他電子応用機器ならびに
これらのシステム開発、製造および販売」
だそうです。
つまりは、電気機器を作って売っている会社ということです。
しかし、製造業なのに、そんなに高い売上経常利益率を上げている。
ヤフーと同じように売上原価が低いのでしょうか?
見てみてると、以下のようになっています。
売上原価 : 27,776 (百万円)
ヤフーの売上原価率は、7.6%
キーエンスの売上原価率は、30%
ヤフーと比べると高いように思えます。
しかし、同じ製造業のトヨタと比べてみましょうか。
トヨタの売上原価率は、91.5%(平成22年3月期決算短信より)
トヨタと比べてではありますが、とても低いように見えます。
業界によって、各値に平均値というものはあります。
一概に高い低いと比較できるものではありません。
とはいえ、製造業の中では売上原価率は低いといえるのではないでしょうか。
そして、これがキーエンスのビジネスのうまいところのような気がします。
製品自体の原価を抑え、損益分岐点を下げることで安定した経営ができるわけですから。
どの業界でも特色があって原価が低く抑えやすい業界、高くなりやすい業界があります。
キーエンスのようにものづくりの会社でも原価を抑えるような工夫をしている、
そのようになるような仕組みを作り上げている、っといった会社は強い会社です。
不況などの外的環境にも強いですしね。
こういう儲かる仕組みを作り上げることが、経営では重要なのですね。
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